みなさんは、このような感覚はお持ちでしょうか?
・小さい頃から、「どこにも居場所がない」と感じている。
・自分はなんだか世界から浮いているような気がする。
・居場所が欲しい、でも、集団の中にいると気疲れしてしまう。
・いつもぎこちない感じがする。
・人が嫌いなわけじゃないけど、人と接するのがそこまで得意とも思えない。
・自分のことを理解してくれる人なんて、なかなかいないと思う。
・いつもどこかに不安があって、心が安らぐことがない。
・一人でいるときはほっとするけど、でも人恋しい。
・生きづらい、生きるのに向いていない、地球が向いていない。
・自分には何かが欠けているのかなと感じる。
何か一つでも、当てはまることはありますか?
そして、「安心できる居場所」と聞いて、どんなことが浮かびますか?
身近な家族のこと?
心を許せる友達がいること?
愛し愛されるパートナーがいること?
もちろんそれらが「安心できる居場所」になる可能性はあります。
でも、居場所がない感覚というのは、突き詰めると「安心感がない」という感覚に近いと思うのです。
いくら家族や友達やパートナーがいても、自分の心に安心感がないのなら、「安心できる居場所」ではなくなってしまいます。
居場所がある感覚は、まず「自分が安心していられる感覚」があってこそなのだと思います。
私が思うに、「自分が安心していられる感覚」というのは、「自分を信じられる感覚」だと思います。
私は大丈夫、という感覚ですね。
私の選択は大丈夫、失敗しても後で大丈夫にしていけると思える。他人の意見や占いやネットの情報に惑わされなくても、自分の選択を尊重してあげられる。自分の直感を信じられる。
そんな感じでしょうか。
これを「自己信頼」と読んでいる時もあります。
「安心できる居場所」と「自分が安心していられる感覚」「自分を信じられる感覚」「自己信頼」これらは、横につながっていると思うんです。
これは、不安がまったくないということとはちょっと違います。
不安な自分も含めて、大丈夫と思える力。
私はずーっと、居場所がないと感じていました。居場所がないと彷徨って(依存)、居場所は「自分の心の中」にあったんだと気づきました。そして、一人で生きていこうと踏ん張っていたところから(自立)、他人やパートナーに居場所を求めてもいいんだ(相互依存)と気づき、今に至ります。
私は、「安心できる居場所」づくりには、以下の両輪が大切だと思っています。
●「自分が安心していられる感覚」「自分を信じられる感覚」「自己信頼」を高めること
●安心してのびのびと自分らしくいられる人間関係をつくっていくこと
安心してのびのびと自分らしくいられるということは、自分本来の力を発揮する上でも大事なことだと思うんです。
お仕事でもそうですよね?ビクビクと萎縮したり不安な状態で、能力を発揮することは難しいと思うのです。
心が安心して穏やかな状態でいられれば、自分らしく振る舞えますから、あなたとフイーリングが合う人や、心を許せる人が集まってきます。
でも、あなたが不安からどこか無理のある状態だと、あなたに合わない環境や人間関係にがんじがらめになってしまうんですね。
あなたに「安心できる居場所」はありますか?
「自分が安心していられる感覚」「自分を信じられる感覚」「自己信頼」はありますか?
最後に一つ、大切なことをお伝えします。
問題の下には、ギフト(あなたの才能)が隠れている。
だから・・・
居場所がないと悩んだことのある方は、誰かの居場所になる才能がある方です。
あなたは幸せになるしかない人なんですよ(*^_^*)
もしこのお話にピンとくる方は、カウンセリングで一緒に「安心できる居場所」を探していきましょうね。