「不安は暇な時間を狙ってやってくる」
これは私が日々思うことです。
・集中して作業をしている時間
・やるべきタスクを淡々とこなしている状態
これらの「適度に忙しい時間」には、意外と不安が襲ってくることはないんですね。
もちろん、趣味に没頭しているなど、「好きなことに集中している時間」に不安はやってきにくいとは思います。
そういう「好きなこと」となるとハードルも高くなりますが、そこまでいかなくても単に「やるべきこと」「タスク」があればよいと思っています。
例えば、「うつで入院したときに、作業療法士さんと一緒に手芸をする時間は心が落ち着いた」といったことも、上記と似ているかもしれません。
そこに、「好きなことが見つからない」とか「熱中できるものが見つからない」といった悩みを持ってきてコトをややこしくするのはおすすめしません。
好きなことに熱中できるというのは幸せですが、みんながみんなそうではありませんし、「好きなこと・熱中できることが見つからない=ダメ」と思わないでくださいね。
好きなことや熱中できることがない場合は、「タスク」「役割」を自分に与えることがおすすめです。
・適度な単純作業
・仕事をあえて入れる
・資格の勉強
は個人的に効果的だったかなと思います。
※話はそれますが、好きなことが見つからない・熱中できるものが見つからないという悩みに対しては、見つからない自分を嫌わずに、「ちょっと好き」「ちょっと興味がある」程度のものを継続する(あるいはいろいろつまみ食いで手を広げる)など、「見つかるまで待つ」のがおすすめです。
いずれにせよ、不安を無くそう、不安を感じないようにしよう、不安になる自分を変えたい、そんなふうに思って、自分を責めないでほしいんですね。
不安というのは、あなたが想像力が豊かな証拠かもしれません。あるいは、リスクヘッジの能力に長けている証拠かも。
不安があるからこそ、あなたを守ってくれているコトもあるはずです。実は、ピンチの時に対応する底力があるのかもしれません。
ぜひ、どうしたら「不安ちゃん」とうまく付き合っていけるのかを探ってみてくださいね。
その一つの例として、今回は「適度な忙しさ」を挙げてみました。