今日のテーマは、【あなたのパートナーは、あなたが「何をしてあげたら喜ぶか」知っていますか?】です。
パートナーに対して、「もっとこうしてほしいのに」「なんで◯◯してくれないの!?」と、怒りや不満がたまってしまうこと、ありませんか?
パートナーに対する期待が大きい方ほど、期待を裏切られた時の悲しみや失望感は大きくなってしまいますね。
ですが、そもそも、「こうしてくれたら私は嬉しい」「そういうのは嫌だ」など、うまく自分の要望を伝えられなかったり、NOが言えなかったり、気持ちを表現するのが苦手な故に、「察してほしい(期待)」になってしまっているケースも多いと感じます。
生まれ育った環境が違う他人同士ですから、「察してもらえる」と期待しない方が気が楽ですよ。期待値を下げると、失望することも少なくなります。
「期待」するよりも、「自分が喜ぶことをしてもらえるように努める」という「目標」に変える方が楽です。
期待を目標に変えていきましょう。
そのためには、大前提として、パートナーが、あなたが何をしてあげたら喜ぶ人なのかを知らないといけません。
ですから、日頃から、「こうしてくれたら私は嬉しい」「そういうのは嫌だ」と、自分の気持ちを表現することが大事です。
そして、嬉しいことをしてもらったら、めいっぱい受け取って、喜びを表現してください。「嬉しい!」「幸せ!」「わーい!」って。
・小さい頃から気持ちを抑圧してきた
・いい子でいないと愛されないと思っている
・本当の自分を出すと嫌われるという恐れがある
・人に迷惑をかけてはいけないと思いすぎている
上記のような傾向のある方は、こういった気持ちの表現が苦手な方が多いです。
ですが、今からでも遅すぎることはありませんよ。毎日のストレッチ、筋トレの感覚で、少しずつ練習してみてくださいね。
人は誰でも、誰かの役に立ちたいと思っているし、好きな人に喜んでもらいたいと思っています。男性は特に、女性を喜ばせることで自己効力感が高まったり、自信になったりするのかな、と感じます。
あなたが素直に気持ちを表現することは、パートナーに、「自分は役に立っている」「好きな人を喜ばせてあげられている」という感覚を感じさせてあげることにもつながります。
あなたが自分を表現せずに、「なんで察してくれないの」「なんで◯◯してくれないの」と責め続ければ、どんどんパートナーは自信を失い、「自分はどうせダメだ」「役立たずだ」と思ってしまいます。
幼少期にお母さんが幸せそうではなかった等の影響を受けているケースも多いですが、罪悪感の強い男性は、めちゃくちゃこの罠に陥りやすいと感じています。(もちろん女性でもありえます)
ですから、遠慮なく、「こうしてくれたら私は嬉しい」「そういうのは嫌だ」と表現して、あなたが何をしてくれたら幸せになれるのか、教えてあげてくださいね。
そしてあなたも、パートナーが何を求めているのかよく観察して、自分が相手を幸せにするためにできる行動を「把握すること」を、心がけてみてください。
あなたも、パートナーを笑顔にすることで幸せを感じることができますし、関係性に自信を持つことができます。パートナーも自分を理解してくれる人を手放すことはないでしょう。ちょっとやそっとのことでは不安にならない、安心できる関係性が生まれます。
与えることと、受け取ること、この循環が、幸せなパートナーシップを育んでいきます。一緒に頑張りましょう!