「なんでこんな辛い恋愛をしなきゃいけないんだろう?」
「なんで仕事でこんな目にあわなきゃいけないんだろう?」
「なんでうちの家庭はこんなに問題だらけなんだろう?」

そう、あなたは精一杯生きていて、そんな目に遭う筋合いはないんです。
でも、起こった出来事をどう捉えるかは、自分の意識次第でもあります。

・この問題は、何で起こったんだろう?
・自分の人生において、何のために起こったのだろうか?
・自分にとってどんな意味があるのか?
・この問題が気づかせてくれることとは?

問題を、これらの視点で見てみたらどうでしょう?
問題の下に、自分にとってギフトに変わるものが見つかるかもしれません。

例えば・・・振り返ってみてください。

ものすごい大病をしたけど、あの病気のおかげで、ワーカホリックだったのが、自分の人生とじっくり向き合えるようになった。

ものすごい悪い男にひっかかったけど、あの出来事のおかげで、自分を安売りしないと決意できた。

ものすごいパワハラに苦しめられたけど、その出来事がきっかけで、少しずつNOが言える自分になってきた。

嫌な出来事だったけど、今思えば・・・という出来事って、意外とありますよね。

私も、カウンセラーさんに伴走していただいている時、「いい感じに仕上がってる」と応援しつづけてもらっていたのをよく覚えています。

もちろん、辛いことは辛いに決まっているわけですから、感情は感情として感じなくては、抑圧してしまうと、後でガタがきたり、噴出してきてしまいます。

ただ、慣れてくると、「すべて、自分の意識が主導権を握っている」と捉えたほうが、他人や外部環境に振り回される必要もなく、ラクなんですよね。

自分の人生は自分次第で結果オーライにできる、自分で自分を幸せにできる、そう思えると、心が安定してきます。

心の内なる平和は、そこから生まれると思っています。

ーー余談ーー

何でも自分の責任、自分のせいにするという意味ではありませんからネ。

私はわりと自分原因論で生きている方かもしれませんが、自分のためにそうしているだけで、それだけで生きられるほど世の中は単純ではありません。

自分原因論だけを振りかざしていては、自分も他人も苦しめてしまいます。自分一人で生きているわけではないですから・・・

俯瞰でバランスを保ちながら、自分の幸せのために意識を使っていきましょう!

(下に続く)

観覧車の写真

さて、話を戻して、

・この問題は、何で起こったんだろう?
・自分の人生において、何のために起こったのだろうか?
・自分にとってどんな意味があるのか?
・この問題が気づかせてくれることとは?

こんな視点で見てみると、すべての出来事は、幸せになるための過程であり、

「すべては、上手くいっている」

ということになります。

言い方を少し変えるなら、この視点と、「幸せになる」決意さえあれば、すべての出来事は、幸せになるために起こっている出来事だということです。

いつでも、すべては上手くいっている。プロセスは完璧なんですね。

それを信じられるためには、「自己信頼」が一番大切。

その自己信頼は、「問題があったけど、幸せになるための過程だったと今になって思える」という成功体験を、ひとつずつ積み重ねていくことから培われていくと思っています。

だんだんと、「何があっても自分は大丈夫」という自信につながっていきます。

ただ、さきほどの余談でもあったように、一人だと、自責方向へと極端に行ってしまったり、怒りや悲しみの感情は感情として感じていいわけなのですが、抑圧して見過ごしてしまったり、いろいろなバイアスがかかりがちです。

私がそうであったように、カウンセリングを、第二、第三の視点として、上手に活用していってくださいね。

一緒に、自己信頼を培い、自分が主役の人生をつくっていきましょう。

応援しています。