「自分を大切にした分だけ、他人に大切にされる」「自分を愛せるようになると、他人からも愛される」

このことについては私もよくお話ししているのですが、「じゃあ現実問題どうすればいいの?」と思う方もいらっしゃると思います。

毎日、自分をほめてあげること?自分にご褒美をあげること?自分を好きだと思うこと?はい、それもよいと思います。ただ、無理にそれらをするのはちょっと違うと思うんですね。

自分を愛さねば、大切にせねば、の「ねば」地獄に陥って、上手くできない自分に失望・・・なんてことになっては元も子もありません。

だいたい、自分のことが好き〜♪って言える人ってなかなかいませんよね。自分のことがなかなか好きになれないからこそ、努力したり、自分を磨いたりもできるわけです。

では、自分を大切にする、自分を愛する、自分を許すってどういうことでしょう?

例えば、あなたが本当に大好きで信頼できる、大切なパートナーがいたとします。

そのパートナーは、ほめてくれたり、ご褒美にプレゼントをくれたり、好きだと言ってもくれるでしょう。

でも、それだけであなたは心から安心して愛情を感じられるでしょうか?

・自分のマイナスな面を見て「嫌だなあ」と思うことがあっても、それでも愛し続けてくれる
・弱いところを見せても、あたたかく受け入れてくれる
・頑張れない時があっても、側でよりそってくれる
・怒ったりイライラしている時に、どうしたのかな?と気にかけてくれる
・疲れている時は、無理させずに休ませてくれる
・体調を気にかけてくれる、今の気持ちを気にかけてくれる
・これ食べたい、これがしたい、ここに行きたい、などの願いに耳を傾けてくれる
・目標に向かって取り組んでいる時に、応援してくれる
・味方になって守ってくれる
・うまくいかないときも、信じて待っていてくれる

一例ですが、私はこれらのことをしてもらった時に、愛されてるなあ、と実感します。

そして「愛さねば、大切にせねば、許さねば」と思いながらされても嬉しくはないですよね。

上記に挙げたものは一例なので、あなたの場合はまた少し違うかもしれません。

まずは、他人から愛されている実感、大切にされている実感を感じるのはどういう時だろう?と、解像度を上げて、具体化してみてください。

そして、具体化したものと同じことを、自分にしてあげればいいのです。

あなたが、あなたの一番のパートナーでいてくださいね。

その先に、大切にされ愛し愛されるパートナーシップ、そして、あなたらしい人生の開拓があると思うのです。

心から応援しています。