自分の直感を大切にする
自己肯定感、さらには自己効力感って、どうやって芽生えるのかなと考えたときに、以下のような流れなのかな、とまとめてみました。
(1)すべては自分の選択の積み重ねが現実をつくってるんだ!と腹を括り
(2)自分で決めて
(3)行動して
(4)どんな結果も引き受けて
(5)失敗も正解に変えていく
(6)自分の選択はオールOKという自己信頼ができる
ここで最初の関門となるのが、「(2)自分で決めて」なのかなと思います。
私は自分に自信がなさすぎて、誰にも相談できないくせに自分の決断に不安いっぱいで、そしてお恥ずかしいですが占い依存になっていた時期もありました。でも、結局占っても、望む結果を聞いて安心したいだけだったんです。
占い依存になるまでいかなくても、ネットに書かれているいろんな情報を見ては不安になったり、いろんな人の言うことに一喜一憂したり、とにかくベースが不安になっていました。
足りなかったのは、決断するときに「自分の直感を信じる」ということです。
「なんか嫌だな」「辛いな」「楽しくないな」「窮屈だな」「違和感があるな」
そういう感覚をちゃんと感じることって、仕事でもプライベートでも、とっても大事なんですよね。
でも、自己肯定感、自己効力感、自己信頼の基盤がぐらついていると、自分の直感を信じられていないので、そういう感覚を無きものにしてしまっているんです。
そして、自信がないので、大切にされない人間関係や、本当は去るべき環境に執着してしまったりするんですね。
自尊心と自愛
私は、自分の直感を大切にして、ちゃんと違和感を見過ごさないために、まず、いい子をやめました。そして、怒ってもいいんだ、もっと幸せになっていいんだ、そう自分に許可を出しだんです。
「とはいっても、私も完璧な人間じゃないし・・・」と、不当な扱いを受けても飲み込んだり、何でもかんでも「私にも悪いところがあったのかもしれないし」と思いすぎたり、自分が我慢すれば丸く収まると考えたり、そういうことをやめたんですね。
きっかけは、とある悔しい出来事だったのですが、まず、紙に大きく「自愛」「自尊心」と書いて貼りました。
もう、私は自分が泣いてるのなんて絶対に許さない。そんな怒りが湧いていました。
怒りは二次感情なので、その下には悲しさとか、虚無感とか、いろいろあったと思うのですが、辛い時は辛い、嫌な思いをした時は嫌だ、そう素直に感じることを許可しました。
それは、自分を大事にするということだから。
そういう自分であれば、お互いに大切にしあえる人間関係が自然とできていくんですね。
いいですか、このブログをお読みの皆様、いつもいい子で周りのことばかり考えているあなたが、ちょっとくらいわがままになったって、蚊に刺されたくらいのものです!
あなたはそれくらいで誰からも嫌われないし、もっと愛してくれる人たちに囲まれるようになります。
あなたは今のままでちゃんと愛される存在だから、ちゃんと幸せになってくださいね。自分ばっかり損するのはもう終わりです!一度きりの人生なのだから、自分が幸せになることに、もっと貪欲になっていいんですよ。
どうか、罪悪感や、悲しみや苦しみを抱えた自分をアイデンティティにしないでくださいね。
あなたが幸せになることで、幸せになる人がいっぱいいますから。
・・・ちょっと熱が入ってしまいましたね(笑)
自分の心の声を聞き、その声に素直になり、
・もう精一杯やったから転職しよう(みんなはこう言うけど、普通はこうだけど)
・まだやりきってないからもう少し頑張ろう(みんなはこう言うけど、普通はこうだけど)
・あの人のことは好きだけど、二の次にされてる気もするから執着するのをやめよう(みんなはこう言うけど、普通はこうだけど)
そういった、周りに振り回されない「自分の直感を大切にして決めた決断」を積み重ねていくことから、ちょっとずつ自己肯定感、自己効力感、自己信頼が育まれていきます。
そうすれば、最後には幸せになるしかないですから。
あなたが自分の人生を好きでいられますように。心から応援しています(*^_^*)