日本人は「苦労は美徳」という風潮が強いのでしょうか。苦労しないと、努力しないと幸せが手に入らない感覚でいる方が多いように感じます。
昔の私もそうでした。苦労なくして幸せは手に入らないと思っていらっしゃるならば、ちょっと肩の力を抜いていただきたいなと思います。
苦労している私がちょっと好きだったりしませんか?
そもそも、辛くて苦しい恋愛は、何かが間違っているということです。何かを調整したり変えたりしないといけないわけですね。
もちろん相手は変えられませんから、相手に変わってほしいと思うなら、まず自分が変わるしかありません。
その際に、一度その恋愛を手放す(卒業・距離を置くなど)ということが王道ではありますが、「苦労している私」が潜在意識でちょっとでも好きだと、なかなか難しくなってしまいます。
潜在意識で、というのがポイントで、顕在意識では「幸せな恋愛がしたい!」と思っていても、潜在意識で「苦労している自分」「不幸な自分」がちょっぴり好きだったり、そういう自分の方が馴染みがある、居心地がいい気がしていたりすると手放せない状態が起こりますよね。
不幸をアイデンティティにしてしまっているイメージです。
私は「苦労を乗り越えた自分」が好きだったようで、わざわざ苦労を買って出ていたような気もします。それは、「自分には価値がない」と思っていたからなのですが。
幸せな恋愛は楽ちんです
いつもは、この流れで自分には価値がない・自分は愛されない存在だというセルフイメージを持っているといかんよーというお話をしますが、今回は違ったアプローチで「もっと楽をして幸せになっていい」とお伝えしたいと思います。
例えば、実らない片思いに執着していた状態から、私のことを好きにならない男なんて見る目なし!興味なし!と思える。
大事にされない恋愛に執着していた状態から、なんで私がこんな目にあわなきゃいけないわけ?かわいそうやん。もうやめる!と思える。
といった具合です。
幸せな恋愛は楽ちんなんです。あんなに幸せを手に入れることが難しく、悲しみ苦しみ悶えていたことが嘘のように、するすると自然な流れでうまくいくんですね。
幸せな恋愛、それが真実の愛であるならば、あなたが愛を手に入れようと尽くしたり、自分を犠牲にして相手に合わせたり、自分を押し殺していい子になる必要はありません。
逆にそうしていないとだめな恋愛は真実の愛ではないのかもしれません。
特に女性は、男性が何かしてくれたことに対して、「わーい!ありがとう。うれしい。幸せ!」と笑顔で受け取るだけでOK。
もちろん綺麗でいる努力をするとか、料理を習うとか、そういう努力はしていいのですが、あくまでも自分のためにするんです。
相手をつなぎとめたり、愛をもらうためにするのではなく、自分がしたいからするんです。
「楽に幸せになる」を手に入れるためには?
では本題です。「楽して幸せな真実の愛」を手に入れるためにまず始めていただきたいことは・・・
明日から、嫌だなと思っているけれど、自分を犠牲にして背負ってしまっている苦労を、ひとつずつやめてみませんか?
本当は居心地が悪いのに、自分を上手にごまかして続けている人間関係、本当は過労死寸前なのに、無理して体を壊しながら続けている仕事など。
私も、体を壊してまで執着していた仕事を辞め、大切にされない関係を手放し、違和感のあることをちょっとずつ辞めていった先に、「するするとうまくいく、楽ちんで幸せな恋愛」がありました。
あなたが「楽ちん」でナチュラルに笑顔でいられる状態でいることが、幸せな恋愛にもつながっています。
自分を大切にすると決め、自愛を心がけて生きる。
だってあなたは、幸せになるために生まれてきたのだから。いつ最後の日がくるかも分からない「生きていることが奇跡」な人生。一度しかないかけがえのない人生最後の瞬間に後悔しないためにも、覚悟を決めて、幸せになることを選択しませんか。
あなたの勇気が、だれかの勇気になります。
あなたがあなたの人生を好きでいられますように(*^_^*)