こんにちは、いつもありがとうございます。
ぐるぐると自己否定・自分責めのループ(負の連鎖)にハマってしまう時はありませんか?自己肯定感が低くて・・・とご相談いただく方で、感受性が豊かで繊細な方だと、「●●だからいけないんだ」からの、「●●だからいけないんだ、だから▲▲もダメなんだ」とどんどん連鎖して自分責めループ状態の方も多くいらっしゃいます。

感情に流されることと、感情を感じることは別

もちろん、自分の感情を抑圧せずに「感じる」ことは大切です。インナーチャイルドの感情を感じて受け止めてあげましょう。などは私もよく言っています。

でも、感情に流されることと、感情を感じることはちょっと違います。感情に流されているときは、自分の感情と向き合うことはできません。溺れているときに「泳ぐのって楽しいな(逆に、怖いなも同様)」「水が冷たくて気持ちいいな(逆に、嫌だなも同様)」なんて、感じる余裕はないですよね?

自分責めループにハマっている時は、プログラミングが自動発動してしまっている状態なので、一旦スイッチを切って、ストップさせたほうが得策です。溺れて息ができない状態から、岸に避難して呼吸を整えましょうね。

感情に流されそうになったら、意志の力を働かせる

もし自分責めループが発動して感情に流されそうになったら、意志の力を発動させる必要があります。「自分の力で制御できる」ということを意識するだけで十分です。「自分ではどうにもならない」ものではなく「自分で制御できる」ものだと意識することが大切です。

あなたが自分責めをしてしまう原因は、一瞬では解決できないかもしれません。でも、自分責めループによる負の感情は、自分の意志の力で簡単に制御できます。これって、とっても大きいことだと思いませんか?

感情を自分の意志の力で制御できれば、ちゃんと感情を感じたり、感情と向き合うことができるので、自分責めをしてしまう原因に取り組むことができます。(逆に、流されている・溺れている状態では取り組めません)

感情に溺れている状態から、脱出するコツ

前提として、物理的な脱出をするだけなので、簡単だと捉えてください。
自分責めの原因を癒したりするカウンセリング・セラピー的な取り組みの前段階ですので、すぐにできます。

まずは、「感情は自分ではない」と唱えてください。(怪しくてすみません!)感情を自分の意志の力で制御できるんだということを意識していただきたいのです。その上で、以下の例について、自分にあっているものを試してみてくださいね。

●意識を自分以外に逸らす
・誰かと意識的に話す機会を設ける
(友達と話したり、もちろんカウンセリングもOK)
・外に出かける/場所を変える
(可能であれば1泊くらいいつもと違う環境へ行くのがおすすめ)
・テレビを見る
(何の毒にもならないもの、できれば楽しいものを見てください)

●意識を心から身体へ向ける
・マッサージを受ける
(クイックマッサージでOKです)
・歩く、筋トレなど運動をする
・布団やクッションなどサンドバック的なものを叩く
(負けるか!という気合で)

どうですか・・・?わざわざブログ1記事にするほどなのか!?というくらい簡単ですよね。でも、とっても大事なことなんです。

私はうつ状態に陥って、道路にふら〜っと飛び出してもおかしくないような精神状態の時に、(記憶にないのですが)なぜか通りすがりのクイックマッサージ店にふらふらと入っていったことがあります。30分くらい全身をほぐしていただいたら、「あれ???」と心が軽くなって救われたという経験があります。

あまりに印象的だったので記憶に残っているのですが、あの時クイックマッサージ店に入っていなかったら生きていたか分からないと本気で思っています。

上記は私がおすすめする例なので、「●意識を自分以外に逸らす」「●意識を心から身体へ向ける」の2軸を参考にすれば、上記以外でも、ご自身に合ったクイック脱出法が見つかるかもしれません。

一度コツを掴めれば、自分責めループでも、ネガティブループでも、不安ループでも、いろんな「ループ」に使えるので、ぜひ試してみてくださいね。

今日もお読みいただきありがとうございました。