こんにちは、吉田です。この「愛されない不安」の話は何度もブログに書いているのですが、一番多いお悩みなのでいろいろな角度から書いていきますね。

特に喧嘩が多い関係でもないのに、「彼や夫から愛されてるか不安になってしまう。」そんなお悩みをよくお聞きします。

過去の感情が、不安を増幅させている

なぜそんなに不安にかられてしまうのでしょうか。「私は愛されているか」ということに大して気を取られずにいられる人もいますよね。当たり前に「愛されている」が前提の人です。

もしかするとその不安は、目の前のパートナーとの関係や出来事とは別の、過去に蓄積した感情が「増幅させて」あなたに不安を感じさせているのかもしれません。つまり、目の前のパートナーが原因なのではなく、あなたの心の中で自動生成・増殖されているということ。

心の中を見つめてみて、思い当たることはありますか?

そうかな?と思った方も、分かる気がする・・・と思った方もいらっしゃるでしょう。いずれにせよ、一生不安を感じながら孤独感を抱えて生きていくのは嫌ですよね。安心感を感じて心穏やかに過ごしたいものです。

パートナー抜きにして、あなたの中に安心感を育てる

では、ここで質問です。パートナーが確実に毎日愛をささやいてくれたら、100%安心ですか?「いや、不安かも。」と思った方もいるでしょう。

大切なのは、パートナー抜きにして、あなたが自分の中に「安心感」を築くことです。安心は誰かがくれるものでなくて、自分の中にあるものだからです。ひとりでも安心していられなければ、誰が愛をくれても本当の安心感は得られないのです。(突き放されたように感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、その先に「相互依存」があるので寂しいと思わないでくださいネ)

そのためには、あなたに「愛されていないのではないか」と思わせる、過去に蓄積した感情を癒すことが大切です。過去と向き合うだけではなく、本当はどうありたいのかも見てみましょう。

また、ここは今回掘り下げませんが、あなたの不安エネルギーがお相手に伝わって「自分は女性を幸せにしてあげられない存在」と思わせているという可能性もあるのです。(あくまでも、可能性ですけどネ)あなたが安心して笑顔でいることで、パートナーが変わる可能性もあります。

客観的に、自分を見つめる方法

癒しのためにはコツコツ取り組む必要がありますが、まずはその感情に「気づいてあげる」ことで十分進みます。

愛されない不安の出所を探る
・似たような経験が過去になかったか探してみる
(元彼、好きだった人、きょうだい、父親など)
・複数のポイントがあれば書き出してみる

その時の気持ちを感じてみる
・本当はどうしてほしかったのか
・何て言って欲しかったのか
(過去の感情に寄り添ってあげましょう)

自分を受け入れる
・不安になってしまう自分がいても仕方ないよね
・そんな私もいるよね
(自分が自分のパートナーになったつもりで寄り添ってあげましょう)

ありたい姿を描く
・本当はどうなりたいのか自分の心に正直になってみる
・そのために必要なことは何か考える

自立と依存のバランスの取れた「相互依存」の関係を

ここまでできたら、ありたい姿をかなえるために必要な行動の中で、すぐできそうな簡単なものからはじめてみましょう。

不安などの感情に流されるのではなく、「意識的に」なることが一番の方法です。感情を抑圧するのとは違います。不安な時、泣きたい時は泣かせてあげてください。甘えたっていいし、たくさん愛されていいんです。バランスをとっていきましょう。自分で自分を愛する関係が、パートナーとの関係にそのまま表れます。

自分の中で安心感を育てると、自立と依存のバランスの取れた「相互依存」がより一層進みますよ。

ひとりでむずかしいときは、遠慮なくたよってくださいね。

今日もお読みいただきありがとうございました。