こんにちは。
「カウンセリングの受け方」シリーズの投稿4回目です。

なぜ、カウンセリングの受け方について書こうと思ったのか?
それは、私が過去に13年間で500回以上のカウンセリングを受けた経験者として感じたことをお伝えし、「カウンセリングに対する敷居の高さ」を無くしたいと思ったからです。

また、1回カウンセリングを受けたことがあるけどよく分からなかった・・・などという方にもぜひお読みいただけましたら嬉しいです。

【目次】
vol1.コミットする
vol2.時間を有効に使う
vol3.相性について
vol4.お願いしていい
vol5.依存しないコツ
vol6.あなたの才能

今回のトピックは「お願いしていい」というテーマで書きます。
例えば、お医者さんの治療方針に対して、どの程度「お願い」が言えますか?

・なるべく薬は出してほしくない
・早急に必要性がなくても心配だから検査してほしい
・もうちょっと詳しく説明してほしい

など、どういう結果になるかは別として、素直にお願いや要望を口にできていますか?

カウンセラーに対しても

・今日はこういう風に時間を使いたい
・この点については知っていることがあれば教えてほしい
・今日はただ話を聞いてほしい

など、お願いしたいことは伝えて良いと思うのです。

心が疲れていると、心の声を押し殺して我慢してしまいがちですが、
もし、そんな自分がいるとしたら、そのこと自体を扱っても良いかもしれません。

逆に言えば、ずっと我慢して抑圧してきたものが限界に達しているからこそ、心が疲れてしまっているという可能性もあります。

お金を払ってカウンセリングを受けようと思うからには、自分の人生をより良くしたいという思いや意志がおありなのだと思います。
せっかくのコミットメントを大切にするためにも、カウンセラーとより良い信頼関係を築くためにも、私は素直にお願いしてみて良いと思うのです。

もちろん、お願いによっては応えることができないケースもあるかと思いますが、自分の人生を大切にして真摯に向き合い、現状を変えたいと思われる気持ちを大切にしていただきたい、という思いでこの記事を書きました。

vol.5へ続きます。