私は、要求しあって、それが報われないと怒りをぶつける、そんな愛がとても嫌いでした。特に、親世代の愛の形はそういうものが多かったと思います。

すべての現実は自分がつくっているという自己原因説に基づけば、「私(俺)を大切にしてくれない」「期待に応えてくれない」という現実は、それを通して私に何を教えてくれているのだろう?

もしかしたら、自分で自分を大切にできていないのかもしれません。だから「まず先に与える」「期待を目標に変える」ということを、大事にしています。

「こうしてくれない」「ああしてくれない」ではなく、「私にできることはなんだろう?」「もっと良い関係を築くためには?」

これからの愛の形は、そういった「真実の愛」へとシフトしていくのだとか。何歳になったら結婚する、いいスペックの人と結婚する、他のカップルと比較する、そんな共同幻想が失われ、自分たちだけの愛の形をクリエイトしていくわけですね。今、正解なんてない。これから、つくっていくわけですね。その、覚悟と意志をもち高いレベルでトライアンドエラーを繰り返していくわけですね。

旧世代に敬意と感謝を抱きつつ、新しい愛の世界を創造したいものです。